しっかり作ってあるように見えても手入れの行き届いていない住まいは、気づかないうちに驚く程、傷んでしまいます。
日本の家屋は、昔から大黒柱から板の間、縁側、床の間などピカピカに磨き上げ、玄関を掃き清め、水を撒き、畳も空拭きしているお宅が多かったと思います。それぞれの場所にその場所を守る神様がいると考え、ご先祖様に感謝する日常だったからでしょうか。